
スプリングS展望
- 2010⁄03⁄17(水)
- 20:00
抜群のセンスは中山コースでこそより活きるので、ヴィクトワールピサやルーラーシップ、レーヴドリアンなどの有力どころの中では皐月賞で最も注目している馬。ここも中心視の予定。東スポ杯2歳S~朝日杯FSの短期間でも驚異的な成長を遂げた馬なので、そこから3ヶ月。この休養でどれだけ成長してきているのか楽しみだ。
さて、そのスプリングS。ローズキングダムに次ぐ支持を集めるのはアリゼオだろうが、このアリゼオを無印にする予定である。
デビュー戦からずっと見ている馬だが、現状、若干器用さに欠けることに加え、エンジンの掛かりがやや遅い印象。そういう性質の馬なことに加えて人気も背負うことを考えると、内で包まれっ放しになることは陣営としても嫌うだろう。あくまでトライアルということを考えても、4角である程度外を回す競馬を描いていると思われるが、エンジンの掛かりがやや遅いことに加えて、基本的にはまだ内を通った馬が有利な中山芝コース。最後伸びてくるも時遅しとなる可能性は充分にあり得る。
ローズキングダムが断然人気になるレースであろうが、このアリゼオもまた、3番人気以下を大きく離した2番人気になる可能性は充分にある。恐らく、この2頭を中心にした馬券が人気を集めることであろう。その1角であるアリゼオを消すことが出来れば、ローズキングダムから入っても充分に利益の見込める馬券組みも可能。相手候補はまだ検討していないが、いずれにせよ、それを検討する価値は充分にあるレースだろう。
